2025.10 27
森ブログ
またこの季節に

【白山店の森下です。薪ストーブの準備と、今年初の火入れ】
白山店の森下です。
最近は朝晩の冷え込みが強くなってきて、「そろそろかな」と思いながら過ごしていましたが、ついに今年初の薪ストーブに火を入れました。
やっぱり最初の火入れは特別ですね。
マッチを擦って小さな炎が薪に移り、パチパチと音を立てながら燃え広がっていくあの瞬間。部屋の空気が少しずつ柔らかくなっていく感じがたまりません。
本格的な冬の始まりを、火のぬくもりで感じます。
火をつける前には、恒例の薪づくり作業も。
休日を使って、チェーンソーで玉切りしてから斧で薪割りをしています。最初は体力勝負ですが、割った瞬間に「パカッ」と木が気持ちよく割れると、疲れも吹き飛ぶような爽快感があります。
積み上げられた薪を見ると、これからの冬を乗り越える“安心感”みたいなものが湧いてくるんですよね。
薪ストーブの魅力は、手間がかかるところも含めて楽しめることだと思っています。
薪を割り、乾かし、火をつけ、炎を育てる。
便利な暖房器具がたくさんある中で、こんなに手間のかかる方法を選んでいるのに、なぜか心が満たされる。
**「手をかけるほど、あたたかさが増す」**──そんな不思議な魅力があります。
薪の香り、燃える音、ゆらめく炎。
どれも冬の暮らしに欠かせない大切な時間。
ストーブの前でコーヒーを飲みながら、ただ炎を眺めるだけでも十分に幸せを感じます。
これからまた長い冬が始まりますが、薪ストーブと共に過ごす時間を大切にしていきたいと思います。
寒い季節こそ、心まであたたまる時間を。
森下でした。